登り窯 窯焚きボランティア

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私たちの町の自慢、登り窯で2回目の窯焚きがありボランティアで手伝って
きました。午後6時から0時までの作業となりました。現代の窯は自動化され
ているので、夜は何もする必要がありませんが、昔は大変だった事が良く分
かりました。登り窯とはどんな物か写真をご覧下さい。

所在地  岐阜県瑞浪市陶町大川
       すぐそばに、世界一の陶製狛犬と茶壷があります。
作業日  平成18年9月29日


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登り窯全景
岐阜県下でも最大といわれている6連式の登り窯。
階段状に6つの部屋があります。
下の部屋から順に焚いていきます。温度が1300度C
まで上がったら次の部屋を焚きます。
この時は第3室まで完了していたので、私たちは第4室
を焚きました。
登り窯製品搬入、搬出口
こちら側は、製品の搬入、搬出口です。アーチ状の壁は
製品を窯入れした後に、写真のようにレンガと土でふさぎ
焚きあがった後にそれを取り壊して製品を取り出します。
登り窯焚口付近
私どもの担当の第4室の焚口の前には、松ノ木の燃料が
積まれています。これを運び上げる作業もしました。
登り窯窯焚き
焚口から松の木の燃料を投入しているところです。
約10分おきに20本程度投入しますが、大変な作業です。
投入口の蓋を開けると窯の熱が全身に降りそそぎ近づくと
火傷をしそうになります。投入後には陶板の蓋をします。
蓋はワイヤーで天井からぶら下げてあります。

(この写真はちょっと芸術的でお気に入りの一枚です)

登り窯燃料投入直後
燃料投入直後の写真。天井に四つの穴があり炎が上がっ
ています。一番手前の炎が小さいので、燃料が均等に投入
されなかったようです。奥から手前まで、均等に投入しなけ
ればならず、ちょっとしたコツがありますが、すぐに習得でき
ます。  写っているのは加藤義則君。

登り窯温度計
窯内部の温度を温度計で常時監視し、燃料の投入の
タイミングを計ります。1000度位の温度を保ち、その後
投入の量を増やし、一気に1300度までもって行って
その部屋の焼成を完了させます。
小木曽珍男子君
温度計を監視し、燃料投入の指示を出す小木曽珍男子君。
この名前は本名です。なんと読むのか分かりますか?
「うずひこ」と読みます。同級生です。